最も美しい王女の一人であるプリンセスカイウラニは23歳の時に病気でなくなったと言われています。(真相ははっきりしないようです)
映画「カイウラニ」の女優さんも綺麗でしたが、実物は本当に美しくて聡明なことが伺えます。
イギリス留学で初めて人種差別に直面しながらも、みんなに愛される彼女はやがてイギリス人のクライブからプロポースを受けます。その時ハワイでは、カラカウア王が亡くなり、女王となったリリウオカラニはカイウラ二を王位継承者第一に指名しました。
アメリカの新憲法を受け入れなかったリリウオカラニ女王はアメリカ軍により国民虐殺を受けます。王政は崩壊し、それを知ったカイウラニはクライブとの結婚を諦めアメリカに渡り暫定政権を支持しないように要請を試みました。多くの支持を集めましたが、彼女が帰郷した時、臨時政府は「ハワイ共和国」樹立を宣言。1898年ハワイはアメリカに併合されました。
1993年に当時のクリントン大統領はアメリカがハワイ王朝を転覆させたことを公式に謝罪しました。
みんなが踊っている「アイナハウ」はカイウラニの育ったお家の名前です。彼女のお母様リケリケの作品です。カイウラニのお父様はスコットランド人。なので彼女はエキゾチックで優美な風貌を持つ美しい女性だったのかと思います。
リケリケはリリウオカラ二女王の妹です。
日本との結びつき。
1881年に、ハワイ王国のカラカウア国王は、来日して赤坂離宮で明治天皇と会談した際、幾つかの提案をした。その一つが姪のカイウラニ王女と山階宮定麿王との縁談である(当時山階宮定麿王は13歳、カイウラニは5歳。この縁談によってハワイ王室と日本の皇室との結びつきを強くして、ハワイ王国の存続を考えていたとされる。(wikipediaより)
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