30年以上前に急激に増えた外来種の雑草。セイタカアワダチソウ。
嫌われ者扱いで、ススキをどんどん凌駕していくその様は外来種の
襲撃にでもあったようだった。
毒々しい黄色い花がススキを見下ろすように伸びて、堤防のススキが
だんだん元気がなくなり、日本らしさが消えてゆく〜と嘆いた。
しかし30年経ち、様子が次第に変化していった。
毒々しい黄色は少し黄金色になったり、山吹色になったりして
少し日本の伝統色に近づいた。そして、背丈も以前より低くなり
小さくなっていたススキも勢いを巻き返し、セイタカアワダチソウと
共存共栄し始めた。
長い年月でお互いに譲り合い、認め合い、妥協点を見出したのか?
あぁ!!まるで長年連れ添った夫婦のようではないか!!!
てな訳にはいかないのが現実です。
だって、妥協するどころかますます頑固になる気がする今日この頃の
セイタカアワダチ夫。
そして、どんどん干からびていくススキ妻。
令和3年は仲良く共存共栄していきたいな〜
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