amazon primeにハマるコロナ渦の人は相当な数だろう。
かくいう私もその一人。見たいものはほとんど見ちゃったかな〜。
そんな中ディケンズの「大いなる遺産」をBBCバージョンと映画版をプライムで見た。
気の触れた大富豪夫人は映画はへレムボナムカーター
怪女優である。アリスワンダーランドとか、ハリーポッターに出てくる
女優で、日本でいうと大竹しのぶの演技が似ている。顔も似てる。
この映画でも相変わらずの風格。
BBCの方はジリアン・アンダーソン。
綺麗な人だな〜、何処かで見たな〜と思っていたら、なんと!!
Xファイルのスカリーじゃん!!
口コミによるとシャーロットランプリングの大いなる遺産がいいらしい。
でもアマゾンプライムにないからちょっとお預け。
この時代のイギリスものって、本当に面白い。貴族と平民の差がありすぎて
違う世界の物語に思える。
その頃のあまりにもきったないロンドンの描写では、疫病が流行るのも無理ないよね〜
って思ってしまう。実際そうだったらしい。
私にとってイギリスはおどろおどろしい国のイメージです。
紳士の仮面を被った悪魔が恐ろしい権力争いや遺産争い、残虐性を表します。
だいたい昔から王室の争いからして恐ろしい。陰謀や暗殺が渦巻く世界です。
遠い国だからこそ興味津々で、真実を知りたくなります。
その頃はお金持ちに生まれなければ、本当に悲惨な人生だろうな〜なんて
想像します。
現代の日本に生まれて本当に良かった〜〜〜〜。
しかし、以前のアメリカの奴隷に対する扱いといい、この頃の貴族の貧乏人への
扱いといい、人間は本当に恐ろしい生き物です。
自分が誰かより、財産や権威を持った時にどう変わるか・・・
傲慢になり、強欲になる程、平和や幸せから遠のく気がします。
大いなる遺産でも、最後は主人公はすべての財産を精算して普通の生活に
戻ったみたいです。(ディケンズの原作を読んでないので悪しからず)
「普通が一番!!」亡き母がいつも言っていた言葉を思い出しました。
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