エーラウのブログ

断捨離も終わって

100分でパンデミック論

偶然、今日この番組を見た。

伊集院光さんの司会で進む「パンデミックとの向き合い方」を

論じる番組で、引き込まれた。

最後の本の紹介では

ジョゼ・サラマーゴ の「白の闇」(訳)雨沢泰

もとに今のコロナパンデミックに通じる内容の論戦があり

恐ろしくなった。

人間とは・・・

そして読んでみようと思う。

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コロナ社会になり私たちは、医療者や、介護者、保育者に

無理で過剰とも言える負担をかけすぎていないか?

もっと自分たちで出来ることは?

そして、隔離して注射を打って補助金を出して・・・

という対策で日本政府は乗り切れるのか?

対岸の火事的な政策?それとも妥当な政策?

隔離して、徹底的に人を監視する中国の政策の怖さ。

 

海外の政府もそれぞれが怖い。。自国以外の排他的政策。

そんな中で、自分はどう考えてどう生きていくか。

思い出すのは

アウシュビッツを生き抜いたフランクルの「夜と霧」。

彼の提唱する「創造価値」「体験価値」「態度価値」について

もっと深く知りたいと思った。

最初は「創造価値」・・・何かを作り出したり、生み出したりして

生きがいを感じる生活。子育て、労働、家事、仕事などなど

でもいつかそれができなくなる時がきます。

それでも「体験価値」があります。音楽を楽しみ、絵を見たり

本を読んだり人と会話をしたり。

でも、例えば病気や老化などでそれもできなくなる日がきます。

「それでも生きることに意味があるのか」と疑わざるを得ない状況。

そんな中、最後は「態度価値」が残ります。

死ぬ瞬間までも他人を思いやる態度に、その人の心も満たされ

その人の人生の価値がある。。

人は他人に何かをすることでその人自身が救われ幸せになる。。と

心理カウンセラーの松山 淳さんはこの本の解釈として下記のように

まとめています。

「私たちの心を強くするのは、できないことに焦点をあわせることではなく、

できることに焦点をあわせて行動していくことです。

フランクルは、この「態度価値」を説くことによって多くの悩める人を救い、

人の人生を意味あるものにしてきました。

どんな時にも意味がある。自分の置かれた場所で「態度価値」を実現し、

人生を意味豊かなものにしていきたいものです。」

 

さて、夕飯作るかな。

小さいことからコツコツと・・・

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