エーラウのブログ

断捨離も終わって

プライバシーとは?

先日、夫と秘境と呼ばれる船でしか行けない温泉に行った。

旅行は、誰でもが行く楽しみの一つなのでそれは書くほどのことでもない・・・が

そこで出会った衝撃は言いたくてたまらない。

 

秘境で静かに時を過ごすのが目的だったが、

賑やかなバスツアーの団体と一緒になった。

宿までの船が出そうなその時、彼らはやってきた。

ギリギリセーフでそのご一行50名ぐらい団体が

ドヤドヤと船に乗り込んできた。

全て女性で年の頃は70〜90ぐらいかと思われる。

お爺さん運転手と、70代ぐらいのガイドさんと

50代ぐらいの添乗員さんが同行されていた。

それは別に問題ない。

 

問題は宿に着いて大浴場に行った時のこと。

皆さんより先に入って、早めに出ようと思い急いで

準備して入ったが、なんとすでに6名ほどが先に入っていた。

 

まず身体を洗い、(背中に彼女たちの視線をビシビシ感じる)

湯船に入ったら、静々と皆様に取り囲まれた。

そして「どこから来や〜た?」と質問された。

「名古屋です」「わしらは一宮だ。ちきゃ〜な」

う〜む。妙な親近感が漂う。

それから質問攻めにあう。真面目に全部答えていたけど、

あとで後悔した。知らない人に全部言うこともなかったのよね。

変に生真面目な私です。

「誰ときた?」「何人できたん?」

「旦那とか?ええね〜若い人は」(若くないです・・・)

「どうやって来たん?」「部屋はどんなんか?」

「洋室か?和室か?」「一人いくらだね?」

全部、彼らの食事会のネタになるのかもしれない。

 

驚いたのは、股関節の大手術をしたらしい女性の

手術跡をみんなで眺めていたことです。

浅い湯船で大股びらきになった女性の股関節の手術跡を

皆んなでみながら、「ホォ〜」とか「へぇー」とか言っていた。

幸か不幸か、手術した女性は私に背中を向けていたので

目に入らずに済んだ。

大胆である!!豪快である!!

 

お風呂を出た後に、中居さんに尋ねた。

「お夕食はあの団体さんと同じお部屋ですか?」

「違いますよ。別部屋です。」

ホッとしてお部屋に帰った。

人懐っこい女史たちであったが、ズケズケと質問する様は

大阪のおばちゃん軍団にも負けない位迫力があった。

 

私もいつか迫力の女史になるのかなぁ。

楽しみなような怖いような。

 

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