例えば、学生時代の交換日記。
例えば、学生時代の通知表や絵や習字。
例えば、振袖や留袖。
例えば、卒業証書。
みんな必要ないといえば必要ないし、
欲しい人もいない。私が有名人ならそれは
歴史の記録として価値がある。しかし
一般人であり、死ねば大河の一滴になる身。
ずっと取っておいた交換日記も、読み返すと
面白くて過去が蘇る。・・・がソロソロ
さようならしようかなと思う。
母が亡くなった後に、洋裁日記なるものが
出てきたが結局ペラペラとめくり始末した。
日記も過去帳も自分以外はあまり興味ないと思う。
そんな中、夫が「レコード盤を売っていい」
と言う。いくら値がつくかちょっと興味津々である。
なんせ1970年代のジャズレコードがいっぱい。
埃をかぶっているし、家にはCDプレーヤーのみで
そのCDも山ほどある。
マイルスや、チックコリア、ハービーハンコック
どれも懐かしい彼の青春時代である。
私のもついでに売る。メンアットワークや
カジャグーグー、デビッドボウィ、などなど。
さよなら、レコード盤。
さようなら青春。
そして、こんにちは楽しい明日。
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