エーラウのブログ

断捨離も終わって

映画「峠」

夫に付き合って映画「峠」を見てきた。

幕末のお話で、司馬遼太郎原作、

長岡藩の家老 河井継之助の話である。

自分の藩を戦いの火だるまにしたと評価の悪い人物だったそうだが

この映画では、最後の武士の生き方を正当派として

描いている。

しかし、町民やお百姓や歩兵部隊はすぐ殺されたりして

死んじゃうのは、その昔から変わらない。

英雄の悲劇というけど、一般人の悲劇なんて霞の扱いだ。

権力持った人や、プライドの高い人の志とやらで

いつも辛い目にあうのは弱い立場の人だ。

 

ま、こういう史実もあったんだと勉強になったので

よしとしよう。

******

 

映画「峠」

夫に付き合って映画「峠」を見てきた。

幕末のお話で、司馬遼太郎原作、

長岡藩の家老 河井継之助の話である。

自分の藩を戦いの火だるまにしたと評価の悪い人物だったそうだが

この映画では、最後の武士の生き方を正当派として

描いている。

しかし、町民やお百姓や歩兵部隊はすぐ殺されたりして

死んじゃうのは、その昔から変わらない。

英雄の悲劇というけど、一般人の悲劇なんて霞の扱いだ。

権力持った人や、プライドの高い人の志とやらで

いつも辛い目にあうのは弱い立場の人だ。

 

ま、こういう史実もあったんだと勉強になったので

よしとしよう。

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桑田佳祐

先日NHKクローズアップ現代に出ていた。

彼の和訳、ボブディランの「風に吹かれて」を聞いて

選挙に行かなくちゃ〜って思ったけど、

まだ投票政党や候補者を決めていない。

経済成長を謳う人が多いが、私の希望はちょっと違う。

経済成長よりも、自給自足を目指してできるだけ

日本国で自立した生活を目指して欲しい。

だから、派手な生活は望まない。

高級外車よりも安全な車。

飽食よりも飢える人のない暮らし。

芸術や文化を愛し、民藝を尊重する暮らし。

あぶく銭でなく、ちゃんと働いた分の対価を得られる暮らし。

バブルで狂った生活を送っていた人たちを見すぎたせいかな。

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Bob Dylan『風に吹かれて』

訳詞 桑田佳祐

どれだけ道を歩いたら  人として生きられる⁉︎

どれだけ遠くへ逃げたなら 静かに眠れるだろう⁉︎

どれだけミサイル撃ったなら 過ちに気づくだろう⁉︎

その答えは風の中 風に吹かれてる

 

差別や弾圧に耐えながら 咽び泣く人がいる

どれだけ命を無駄にすりゃ 自由を手にするだろう⁉︎

そんなに見て見ぬふりをして 我々は幸せかい⁉︎

その答えは風の中 風に吹かれてる

 

この世に平和が来る日まで この地球は耐え切れるか⁉︎

どれだけ犠牲を払ったら あの人は微笑むだろう⁉︎

あとどれだけ人が死んだなら 戦争を止めるのか?

その答えは風の中 風に吹かれてる

その答えは風の中 風に吹かれてる

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戦争は無くならないような気がする。

いつも世界のどこかで戦争をしている。

戦争を止めるには、、、、人類がいなくなることか?

今、ここ日本で戦争はないけど、いつ起こっても

不思議ではない。

平和を享受できる今日を大切に生きよう。

それしか私にできることはない。

 

でも、まずは選挙に行かなくちゃね。

投票権を放棄はしない。

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感傷に浸るいっ時

パソコンの中も断捨離している。

昔のメールのデータはほぼ捨てているが、

どうしても捨てられないメールがある。

それも、もう10年以上の前のもの。

何度かのやりとりだか、なぜ捨てられないかというと

1)素晴らしい文章力で、文学的ニュアンスを感じる。

2)数通のやりとりだが、内容が非常に濃く読み応えがある。

3)愛しさと、切なさと、心強さ・・を感じる。

 

しかし、あと数年経ったらこれもデリートしよう。

死ぬときは身体と数枚の衣服があればいい。

それまでは、これからの人生をいっぱい楽しみたい。

フラの仲間や、家族や、縁のある友人たちと。

 

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ゴンチチのtemplo

ゴンチチのtemploを聞いていたら、何とも切なく

過去の切ない思いが次々と蘇る。

 

切ないと言うか、「サウダージ」である。

サウダージ ・・・美しいポルトガル語です。

郷愁、憧憬、思慕、切なさ、愛、などの意味合いを持ちます。 

苦甘く、言い難い思い。思いどおりにならない心のざわつき。

何とも深い意味合いの単語です。

 

初めてのサウダージな気持ちは小学校低学年の時の

そろばん塾でのこと。(心は早熟でした。体は幼児体型)

夏は地黒に加えて日焼けで真っ黒で元気一杯の子供だった私。

そろばん塾では、授業前の卓球が楽しみでスマッシュを

決めていた。。。

授業が始まる前に、ある男の子が新入りで入ってきた。

その子の様子を見て立ちすくんだ私。

私とは違う世界に住んでいると思った。

白い肌。澄んだ大きな瞳。そして長〜〜いまつげ。

栗色の髪。か弱そうな細い肢体。

一目で恋をした。恋というより憧れにも似た、

決して手に届くことのない切ない思い。

一言も口を聞くこともなく、彼はいつの間にか居なくなった。

ちょっと甘い性的なものも感じた。もちろん小学生なので

それは具体的ではなく、心がソワソワしたという感じである。

 

それからも、何度もサウダージを経験してきたが、

切ないその感覚はある種の音楽によって呼び起こされる。

今は、それを懐かしく楽しんでいる。

 

あぁ、まるで「ベニスに死す」の主人公のようではないか?

今は、主人公の中年の芸術家の気持ちが痛いほどわかる。

小学生のくせに、早々とそれを感じていたのかもしれない。

生意気で、元気一杯の真っ黒けの小学生だったのに。

※映画「ベニスに死す」・・至高の美少年に魅せられた芸術家の

 苦悩と恍惚を描いた映画。

生身を超越した「純粋な美の権化」。思えば、そろばん塾に来た

美少年もこんなイメージでした。

「こども」と「大人」の狭間にある短い時期には、

独特の儚い美しさがあります。 それは、人生の

マジックアワーのようなもの。

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名古屋駅のレジャックビル

中村区のレジャックビルも来年3月で閉店だそうです。

ビルの老朽化と再開発の流れの中、幕を閉じるようです。

 

あそこで、フラのパーティーもありました。

食事会も何度もしました。

そして、大学生の頃は7階にあったディスコの

「ステージ7」によく行きました。

ビュッフェ形式で、冷凍ミックスベジタブルのソテーが

やけに印象に残っています。

そのほかも簡単で安価なお料理だったような・・・・

そこのイベントで優勝して、ボトルももらったけど

安いウイスキーだった記憶です。

今のようなインスタ映えとか、グルメ志向の様相はなく

ただただチープな世界観でしたが、紛れもなく青春の

1ページであり、日本経済も成長の過程でした。

物価の上昇率も高く、ロッキード問題とか、ピンレディーとか

キャンディーズとか映画のジョーズとか

御三家が西条秀樹、郷ひろみ、野口吾郎だった時代です。

 

日本も戦後からの復興がまだまだ続いて

バタバタしてた時代です。

バブル崩壊まで突っ走ってましたね〜。その後の

バブル弾けた後の長〜〜〜い停滞期のとどめが「コロナ蔓延」。

 

コロナ後に私の生活も大きく変わりました。

今後は、狂乱のない静かな世界で暮らしたいと思ってます。

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午後の放課後

暑い日が続きます。

うだるような毎日。

クーラーの効いた部屋で、ちょっと一息。

ゴンチチの曲を聴きながら

午後のアイスティーをいただきます。

 

こんな風に、ウクレレを弾きたかった・・・

 

 

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