エーラウのブログ

断捨離も終わって

吉田 都さんのラストダンス 

昨晩見られてた方も多いと思うが、ロイヤル・バレエ団でプリンシパルを22年間務めた日本初の日本人バレリーナだ。

53歳で引退の公演までの様子をドキュメントした番組だった。1週間前に真夜中にもその特集をやっていて、眠れないので偶然見ていた。

彼女のドキュメンタリー番組がかなり前にあったが、その時も見て感動していたので今回はもっと興味深く見た。

類まれな才能と努力で上り詰めた彼女。日本では素晴らしいダンサーでもヨーロッパに行くと、日本人特有の体型と美しさはバレエダンサーとしては「醜い」部類になるようで、それをカバーする魅力を彼女は努力で得た。

背が高く、顔が小さく、足が長い欧米人の中で踊っている彼女は、妖精のようだ。ブレない軸と人間とは思えない美しく正確なステップ。

しかし、その美しさは彼女の身体に相当の負担をしいたのかも。

昨日の番組で、彼女は股関節の痛みを痛み止めで押さえながら1月〜8月の公演をこなし、8月の引退公演では。素晴らしいパーフォマンスではあるが「瀕死の白鳥」を思い出させた。それが、また尚美しさを呼ぶ。

そして、71歳になるバレエダンサー、森下洋子さんは今も現役のダンサーで、たくさんの感動を与えている。彼女が都さんに「踊らないと!あなたならできるわよ」と話しかけていたが、引退を決めた都さんは、それに笑っていただけだった。

「私にはもう無理。身体がボロボロ」とコメントされていた。彼女は今後は指導する立場に立つそうですが、素晴らしい指導者になることと思います。

 

バレエは好きでテレビではたまに見ます。

彼女のように、自分の体調で引退していく人、(といっても、バレエダンサーの女性は30〜40代で引退が多いそうです)森下洋子さんのように70過ぎても現役で頑張る人。色々な人がいていいと思います。

 

80才で現役で教えていらっしゃるフラの先生をお二人存じ上げていますが、森下洋子さんのような存在に思えます。継続するってすごいです。

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